矯正歯科の治療で噛み合わせを改善する3つのメリット。健康や歯の負担との関連
皆さんこんにちは。
七間町歯科クリニックです。
矯正歯科治療は、乱れた歯並びを改善し、口元の審美性を向上させることを主目的とした歯科治療のように思われがちですが、実はもうひとつ大切な目的があります。
それは矯正治療による噛み合わせの改善です。
今回は、矯正治療によって噛み合わせが改善されることで得られるメリットを詳しく解説します。
健康や歯の負担に関するメリットをご紹介しますので、最後までご覧ください。
矯正のメリット1:よく噛めるようになり体の負担を減らせる
歯列矯正で噛み合わせが改善されると、当然のことですがよく噛めるようになります。
よく噛めるということは、食べ物を効率的に咀嚼することができ、胃や腸への負担も減るのです。
しかし、噛み合わせが悪いと、歯並びがいい方に比べて咀嚼に時間がかかり、時間を優先して食事をすると消化器への負担が大きくなってしまいます。
それだけなく、咀嚼運動を担っている咀嚼筋や顎関節などに過剰な負担がかかり、顎関節症を引き起こすこともあるのです。
正常な噛み合わせを獲得することは口腔周囲だけでなく、全身の健康にも寄与するといえます。
矯正のメリット2:歯に対する負担が減る
正常ではない噛み合わせは、上下の歯列で噛み合う部分にムラがあったり、早期接触と呼ばれる有害事象が生じたることがあります。
この状態が長く続くと、歯の摩耗や咬耗、破折などのリスクも高くなるのです。
つまり、歯に対する負担が大きくなり、ダメージも蓄積してしまいます。
矯正歯科治療によって噛み合わせを改善することができれば、歯に対する負担も減り、歯の寿命を延ばすことにもつながるのです。
矯正のメリット3:歯磨きしやすくなる
歯が重なり合っている場合は、重なり合っているところの歯磨きが困難で、歯間ブラシやデンタルフロスを使い汚れを落としている方もいるでしょう。
噛み合わせを矯正すると、歯磨きしやすくなりますのでむし歯や歯周病の予防につながります。
また、食事の時にものが挟まりやすい歯並びである方は、矯正で状況が変わることもありますので、日頃のお悩みを歯科医師に相談してください。
まとめ
矯正歯科で歯列矯正を行うことで、口元の審美性だけでなく、噛み合わせも改善することができます。
その結果、お顔周りの筋肉や消化器など、全身の健康にメリットが現われます。
矯正治療は、ほとんどのケースで自由診療であるため費用負担が大きく、治療期間もある程度長いため簡単ではありませんが、大人の方でも治療を始められます。
歯列矯正にご興味のある方は、ぜひ一度、七間町歯科クリニックまでご相談ください。
それぞれの患者さまに最適な治療法をご提案いたします。